MENU

このブログはアフィリエイト広告を含んでいます

【MOMENTUM True Wireless 2 】発売初期からこれまでに改善された点まとめ!

f:id:azumiriann:20201223113517j:image

完全ワイヤレスイヤホン市場も過渡期にある昨今、僕の愛用しているMOMENTUM True Wireless 2は発売初期こそ様々なレビューが多方面で掲載されていたものの、現在ではそれら競合のレビューによって埋もれてしまっている印象を受ける。

しかし実はそれからも日々、音質面や機能面において様々なアップデートは繰り返されている。

購入を検討している方の中には、発売初期の評価を参考に悩んでいたり、実店舗に試聴に行ってもソフト面を触りきれない等の悩みを抱えている方も存在すると思い、今回はそんな方向けに発売してからこれまで実施されたアップデートの内容を紹介していきたい。

(執筆時点のバージョンは4.13.0となる)

 

High-End Sound Tuningモードの追加

f:id:azumiriann:20201223112451j:image

直近のアップデートで追加された本モードによって、公式によると音場が広くなり、音の定位がつかみやすくなったとの事。

個人的には従来の押してくる低音が丸くなり、分離感が向上した、どこかBA機のような鳴り方をする印象を受けた。(ただ再生中に切り替えながら意識して聴いている時に辛うじてわかる程度で、正直ブラインドテスト等をされたら絶対に変化に気がつかないと思う)

まあ個人的にはこちらの方が好みなので常時オンにして運用している。

 

音質、ノイズキャンセリングの調整

本機は当初から音質面の評価は軒並み高かったものの、一部低音が籠り気味で、高音も量感に欠けるといった評価も散見された(正直個人的にもその辺りは感じることが多く、イコライザーで高音を持ち上げて対応していた)

またノイズキャンセリングも搭載されてはいるものの、普段付けていてオンになっているのかわからないほどの効き具合のため、他社のような静寂を楽しむことのできる出来ではなかった。(そもそも本機のノイズキャンセリングは音質に影響を与えないことが前提であり、他社のような無音を追求するノイズキャンセリングとは比較すること自体が間違っているかもしれないが)

しかしこの2つに関しては非常に頻繁にアップデートが行われており、現在では積まれているドライバーの性能をフルに活かした、バランスの良い音質に改善されたように感じ、ノイズキャンセリングにおいても低周波を中心に改善され、電車の中などでも変化を実感できるレベルになった印象を受けた。(依然として人の声やアナウンスは完全には打ち消せてはいないけど)

このあたりは店舗によっては最新版を試せるはずなので是非試聴に足を運んでいただきたい

 

マイクの改善

ビデオ通話にイヤホンのマイク機能が用いられる事も多い昨今、本機は他社製品に比べマイクが弱く、大切な会議や授業ではほぼ使えないという評価を当初されていた。しかしこれに関しては割と早い段階で修正が入り、普段使いをする上では全く問題ないレベルまで改善されているYouTubeに比較動画を上げられている方もいらっしゃったので一度見ておくと良いかも。

 

イコライザーのUI改善

本機の従来のイコライザーはワンタップで円を好みの位置に配置するだけの、よく言えば直感的、悪く言えば思い通りに調整できない、使いにくいものになっていた。

f:id:azumiriann:20201223113027j:image

しかしそれも現在では低音、中音、高音それぞれの値を好みに割り振れる、ありがちな調整方法が追加された。こういうのでいいんだよ...

 

接続切り替えが快適に

端末間で接続を切り替える際、発売初期はイヤホン両方のボタンを同時に長押しし、スタンバイモードにした後に各端末のBluetooth設定画面から接続する。と非常に手間のかかる仕様になっていた。

f:id:azumiriann:20201223113016j:image

しかし現在では、公式アプリのトップページに「接続」ページが追加され、ここから過去に接続したことのある端末へワンタッチで切り替えられるようになっている。

アプリを起動する手間こそあるものの、より手軽に端末間の接続を切り替えられるように改善された、個人的には最も嬉しいアップデートだった。

 

おわりに

今回記事を書いている中で、やはりハードとしての天井が高いため、今後も伸びしろという観点から長く楽しめるイヤホンだな、と改めて感じた。発売初期に比べて競合も増え、日々進歩していくワイヤレスイヤホン業界において、改めて2020年末現在でも自信を持ってオススメできる名器だ。